<大相撲九月場所>◇十一日目◇24日◇東京・両国国技館
大相撲九月場所十一日目、引退して間もなく“大減量”に成功した人気力士が登場。現在の姿に「痩せて可愛くなった」「笑顔もステキ」「健康的で何より」などファンが驚き、歓喜した。
その人物とは、今年の五月場所中に引退した元小結・北勝富士の大山親方だ。大山親方はこの日、ABEMAの解説者として初登場。幕内の取組を前に引退後の様子や「痩せた」という自身に関する噂。そして、今後の後進の指導などについて心境を語った。
現在は部屋付きの親方として弟子の指導に当たる大山親方。現役時代は184センチ、159キロの大きな体で生涯戦績424勝(368敗39休)、幕内戦績360勝(338敗37休)の勝ち星を積み上げた。その実直な人柄にファンは多く、一部ファンの間では“ほっくん”として親しまれた。
引退前、右膝膝蓋骨脱臼手術や腰椎椎間板ヘルニアなどを理由に初場所を全休して臨んだ今年三月場所では、十四日目に当時の幕下筆頭・宮城(現十両十枚目・宮乃風)に送り出しで敗れて土俵下に転落。用意された車椅子を拒否して、足を引きずりながら自力で花道を下がっていく様子は大きな反響を呼んだ。
大山親方は現役時代の写真を見せられると「なんか、デカいな(笑)と思いますけど、体重も35キロぐらい落ちて、朝もスゴイ楽に起きれるようになったんですけど、筋肉も落ちてしまったので、最近になって筋トレをし始めて。若い子に胸出したいな、と。胸出しながら教えていきたいなというのはあったので。胸出せる喜びみたいのはあるので」と穏やかな口調で笑顔を交えながら引退後の様子を語った。
そんな大山親方の様子に「痩せて可愛くなった」「笑顔もステキ」「健康的で何より」「顔が優しくなってる」といった反響が相次いだ。
なお、元北勝富士・大山親方の引退相撲は、来年5月30日、東京・両国国技館での開催が予定されている。(ABEMA/大相撲チャンネル)
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