【MLB】ダイヤモンドバックス ー ドジャース(9月24日・日本時間25日/ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手がダイヤモンドバックス戦に「1番・DH」でスタメン出場。第1打席であとわずかでホームランとなるフェンス直撃の強烈な一打を放ち、球場がどよめきに包まれた。
ダイヤモンドバックス先発ネルソンは過去10打数1安打と、苦手とする相手。大谷はカウント3ー1からの5球目を強振すると、打球はセンター方向へ一直線。完璧に捉えられた打球はそのままフェンスを直撃。惜しくもスタンドには届かなかったが、大谷は悠々と三塁へ到達し、いきなりチャンスを作った。
あわやホームランという1発に大リーグ評論家で解説を務めた福島良一氏は「この球場、センターのフェンスまでの距離が124メートルもあるんですよ。しかもフェンスの高さが7.6メートル」と紹介。同じく解説を務めた元メジャーリーガーの川崎宗則氏も「この球場じゃなければいってますね。素晴らしいバッティング」と笑みを浮かべた。
実際、MLB公式データサイト「ベースボールサバント」では、この大谷の一打は30球場中28球場で本塁打と判定される当たりだった。
中継の視聴者からも「フェンス高すぎw」「本当ならホームラン」「別の球場なら54号だった」など惜しむ声が相次いだ。
スタンドまでは届かなかったが、“幻の54号”に球場も視聴者も騒然。次こそ本物を期待させる一打となった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
※川崎宗則氏の「崎」は正式には「たつさき」
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