【ブンデスリーガ】マインツ 0ー2 ドルトムント(日本時間9月27日/メーヴァ・アレーナ)
マインツに所属する日本代表MFの佐野海舟が、まさかのアクシデントから失点に絡んでしまった。
マインツは日本時間9月27日、ホームでドルトムントと対戦。スコアレスで迎えた27分、カウンターから失点を喫してしまう。
マインツがロングスローの流れからシュートを放つと、これをドルトムントのGKグレゴール・コベルがキャッチ。すると、素早いリスタートから前線のFWカリム・アデイェミにボールを届けた。
切れ味抜群のカウンターが火を噴き、アデイェミが中央のFWマクシミリアン・バイアーに斜めのパスを出すと、右の大外を回ったFWユリアン・ブラントへと繋ぐ。最後は左サイドを駆け上がっていたDFダニエル・スヴェンソンが、クロスに詰めてドルトムントが先制に成功した。
この場面で、カウンターを受けたマインツはアクシデントに見舞われていた。敵陣から自陣ボックス内に素早く帰陣していた佐野とDFシルヴァン・ヴィドマーだったが、佐野が足を滑らせたことでスライディングのような形でヴィドマーを倒していたのだ。この不運な交錯によって最後のブラントのクロスへの対応が遅れ、佐野は懸命なスライディングで足を伸ばしたものの一歩及ばず、失点直後にはその場に突っ伏して悔しがっていた。
ABEMAで解説を務めた永井雄一郎氏は「(接触したことで対応が)一歩遅れましたね」と、直前の交錯がマインツの守備に影響を与えていたと分析している。
この場面はABEMAのコメント欄やSNSでも話題を集め、ファンからも「滑りまくりやな」「みんな滑ってるな」「完璧にやられたな」「滑っちゃったな」「佐野が可哀想だなこれ」「佐野はやれることやったろ」「佐野が味方にタックルしたのか…」など多くの反響が寄せられていた。
マインツはドルトムント相手に前半で2点のリードを許す苦しい展開に。佐野もフル出場したものの最後までゴールは奪えず、0ー2で敗戦を喫した。
(ABEMA/ブンデスリーガ)

