【写真・画像】サーキット震撼! 46歳名手が「大クラッシュになるところ」 250km/hの高速コーナーで起きた衝撃光景の舞台裏 1枚目
【映像】壮絶クラッシュ→ブチギレ、呆然とするドライバー(実際の様子)
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 ホームストレート上で複数台のマシンが絡む多重クラッシュが発生。マシンは大破し、ホームストレート上で3台が停止。レースは赤旗中断となるほど緊迫の事態となった。

【映像】壮絶クラッシュ→ブチギレ、呆然とするドライバー(実際の様子)

 スーパーGT 第6戦決勝。魔物が潜むスポーツランドSUGOで、その瞬間が訪れた。2度目のFCY(フルコースイエロー)解除直後の49周目、最終コーナー立ち上がりでGT500クラス Modulo Nakajima Racing(#64 Modulo CIVIC TYPE R-GT)と、GT300クラス SHADE RACING(#20 シェイドレーシング GR86 GT)が接触。64号車は20号車とピットレーン入口のバリアに挟まれる形となり、フロントは原形を留めないほど大破した。

 実況のサッシャ氏が「ああ!大きくクラッシュ!」と絶叫。解説の光貞秀俊氏も「何のクルマかわからないくらい…ドライバー大丈夫かな」と息をのんだ。幸いにも、64号車の大草りき、20号車の平中克幸、そして直前にapr(#31 apr LC500h GT)と接触してホームストレート入口で停止していたD’station Racing(#777 D'station Vantage GT3)の藤井誠暢は自力で脱出。勝負どころの本レースでリタイアとなった大草は首を振りながら肩を落とし、平中はマシンのウイングやコースを叩いて不満を露に。このクラッシュの起点になってしまった藤井は呆然とした様子だった。

 26日放送の『笑って学べる!超GTぱーてぃ』でスタジオ解説を務めた脇阪寿一氏は「ジェイドはトラブルばかりなんだよね、アンラッキーな…」と平中に同情を寄せていた。SNSではファンから「まもの…」「うわああああ」「りきくん歩いて帰ってきたの奇跡」「よく自力で出れたよ大草…」と一時騒然するも、大草の無事を喜ぶ声が上がった。

 なお、このクラッシュの原因とされた777号車の藤井には「危険なドライブ行為」としてドライブスルーペナルティが科されたが、リタイアにより未消化となっている。(ABEMA『笑って学べる!超GTぱーてぃ』/(C)GTアソシエイション)

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