党員票は、週刊文春が報じた小泉営の広報班長を務めていた牧島かれん元デジタル大臣の事務所が陣営関係者に「ニコニコ動画」にポジティブなコメントを書いて欲しいとメールで要望した、いわゆるステマ問題が影響する可能性があるという。

 青山氏は「最初は小泉氏が優勢だったが、高市氏がだいぶリードしてきている。これが『ステマ問題』で、さらに増えていけば、合計でも変わる可能性がある。決選投票は、普通に考えれば小泉氏・高市氏。現時点では(党員票が)35票差だが、小泉氏の15票が高市氏に行けば、65と130のダブルスコアになる」と指摘。

 そうなれば、仮に決選投票が小泉氏・高市氏になったとして、「決戦投票でダブルスコアの党員票をひっくり返すと、『わざわざ党員票を入れて(フルスペックで)やったのに良いのか』とのプレッシャーが国会議員にものすごくかかる」と話す。

「党員票が今後の流れを大きく決める可能性」
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