――そんな本作ですが、原作小説やコミカライズで触れられた第一印象はいかがでしょうか?
梅田:実は「追放もの」と呼ばれる作品に触れたのは初めてだったんです。追放されてのし上がっていく物語が人気なのは知っていたのですが、本作ではまずはアレクが追放されてしまって、そうなったら人はどうなるのかという興味から入りました。
久保:たしかに! 腐っちゃうのか、見返そうってなるのか。
梅田:もう一度のし上がっていくにしても、どういう道筋なのかが気になりますよね。アレクにはたとえばもう一度宮廷を目指すという道もあって、学院時代の3人と一緒に活動するという道もあった。個人的な感想ですが、ヨルハに出会えて運がいいなって思いましたね。
久保:そうだよね。運命的でもある。
梅田:(物語冒頭で)ヨルハが声をかけてくれなかったら、ずっとしょんぼりしていただけだと思うので。
――そんなヨルハを担当する久保さんの、原作の第一印象はいかがでしょうか?
久保:それこそ「追放もの」というジャンルを知らなかったのですが、読んでみたらとってもキラキラしていて、青春を感じました。タイトルからは想像できなかった意外性もあって、そこが面白味だと思います。
梅田:(水中と田澤に向かって)みなさんは「追放もの」はどうですか?
水中:実は(過去の出演作では)追放したことがあります(笑)。
一同:(笑)
久保:しそう! しそうだよね?
水中:「お前はもういらないんだ!」って言う役どころですよね。
田澤:確かに言いそう!
水中:出演したこともありますし、ほかの作品も読んでいますが、『補助魔法』はアレクが過去に3人と関係性を構築した上で別れて、しばらくして追放されて再会する。なので物語の最初から3人との関係値が出来上がっている状態で進行していくのが面白いと感じました。
久保:たしかに新鮮だよね。
水中:冒険をするためにお互いを知る経験を積まなくていい分、パーティー感が強めですよね。
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