<大相撲九月場所>東京・両国国技館
両国国技館での十五日間にわたる熱戦は28日、じつに16年ぶりとなる横綱同士の決定戦を制した横綱・大の里(二所ノ関)が横綱となって初の賜杯を抱き、自身5度目の優勝を飾って幕を閉じた。場所中、取組はもちろん、さまざまな場面でファンを楽しませたが、人気力士の土俵入りの際に“有名タレント”の名前が入った化粧まわしが注目を集める一コマがあった。
注目のシーンは初日、東方幕内力士土俵入りでのこと。三役行司の木村晃之助を先頭に続々と力士が登場。すると、ある力士が登場…さらにその化粧まわしに注目が集まった。
その力士とは関脇・若隆景(荒汐)。2年前に負った右ひざの大ケガを乗り越えて大関取りに挑むなど、人気と実力を兼ね備えた力士だ。
そんな若隆景が入場するなり「なにこの化粧まわし」「かわいいw」「本人とのギャップw」「インパクトありすぎ」「有名タレントの名前が!」などの反応が相次いだ。
「キンケロ・シアター」と書かれた化粧まわしには、ひまわりの髪飾りをつけたやんちゃな女の子のイラストが描かれており、さらに「うつみ宮土理」の刺繍も確認できる。じつは贈り主はタレントのうつみ宮土理さん。キンケロ・シアターとは2015年に亡くなられたうつみ宮土理さんの夫である俳優の愛川欽也さんの愛称“キンキン”とうつみさんの“ケロンパ”から名付けられたご夫妻の劇場。
若隆景の土俵入りを見届けたうつみ宮土理さんは、同日に自身のインスタグラムを更新。「化粧まわしを若隆景に~」とファンに報告し、実際の化粧まわしとの2ショット写真を掲載している。うつみさんは今年5月、若隆景と食事に行く様子を同じくインスタグラムで報告し、ファンを驚かせていた。
なお、今場所の若隆景は元気なく6勝9敗で場所を終えた。ともあれ、今場所は両横綱が存在感を示し、場所の盛り上がりをけん引した。逆転での4場所ぶり3度目の優勝を逃した横綱・豊昇龍(立浪)によるリベンジに期待したい来場所は、11月9日(日)から福岡国際センターにて行われる。(ABEMA/大相撲チャンネル)
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