【写真・画像】豪華キャスト6名が登壇!TVアニメ 『千歳くんはラムネ瓶のなか』第1話先行上映会舞台挨拶 6枚目
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【写真・画像】豪華キャスト6名が登壇!TVアニメ 『千歳くんはラムネ瓶のなか』第1話先行上映会舞台挨拶 7枚目
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 第1話から眩しい青春の一幕が随所に描かれている本作。「こんな青春を送ってみたかった!」という希望や後悔などはあるのかという質問に「後悔しかない…」と即答した長谷川に会場は大爆笑。しかし、安済がすぐに「それがあっての今の長谷川育美がある!」と反応し、会場は大きな拍手に包まれる。長谷川は「ニコニコ動画ばかり観て、覚えたボーカロイドの曲を歌いに一人カラオケに行く。無駄じゃなかった…」と青春を振り返りしみじみ。安済は「15歳で上京したので、こんな高校生活を送っていたら、川辺で本を読んでいたのかな…『幻の女』を読んでいたのかな」と作中に登場する本の名前を挙げ、「もしも…」の高校時代を想像しつつ、「かっこいい(タイトルの)本は読めない。そういうのに憧れるなって思います」とまとめていた。

 第2話以降の見どころ、注目してほしいポイントについて坂田は「『チラムネ』はヒロインごとにエピソードがあります。ひとつひとつが深くて濃い。たっぷりと時間をかけているので、1エピソードで1クール観たような感覚になります。楽しみにしていてください!」と密度をアピール。大久保は「『京まふ』でも話しましたが、まず朔のことを知ってほしいです」と呼びかけ、「ヒロインたちのかわいいところはたっぷりと描かれるので、まずは1話で朔のことを知ってほしいです」とリクエスト。さらに急に入ってくるシーンにも意味があると指摘する大久保に対しキャストから「視点が脚本家っぽい」との声が上がると、安済が「打ち入りに遅れて行った時に、るみるみ(大久保)が制作スタッフさんに囲まれていて。会議してる?って感じでした」と笑いだすと、大久保は制作陣の心境を代弁するかのように「すべてに意味があって、繋がりがあるからこそ、2クールしっかり観てほしいと思います」と呼びかけ「熱弁で、失礼いたしました!」と付け加え、会場の笑いを誘っていた。

 「恋愛ものって面もあるけれど、人としての生き方、周りとの関わり方が描かれています」と切り出した長谷川は「学校の中でも華やかなメンバーがメインキャラとして集まっている作品ですが、この子たちの苦悩や経験してきたことが丁寧に描かれています。一人一人に愛着が湧くんじゃないかなぁ」と、一見華やかに見える朔たちでも、いろいろな経験、悩みがあるとし、「どう受け取ってくれるのか楽しみです!」と期待を込めていた。

 最後の挨拶で安済は東京開催、そして福井開催でのイベントの倍率に触れ「たくさんの人が期待している、愛されている作品に出演できるのはうれしいです」とよろこびを噛み締め、「そこに福井がある。むず痒いけれど、嬉しい気持ち。キラキラ輝きすぎて溺れてしまうのではないか、みたいな苦しくなるくらいの青春も待ち受けています。最後まで見守ってください」と特別な思いも込めてアピール。

 長谷川は「第1話から青春というものが詰まった描写がたくさんあって、胸がキュッとなります。大人になると青春は清くて尊いものというイメージがあるけれど、酸いも甘いもあるのが青春だと思い返すこともできました。登場人物が壁にぶち当たっていく姿も見届けてください」と呼びかけ、大久保は「青春ってすごくキラキラしているものだけど、学生の頃は悩みも壁も多かったし、将来に不安を持ったりする生々しさも描いてある作品です。その生々しさを思い出して、共感できるところもあります。原作を読むと章ごとに推し変していくのが恐ろしくもあり、すごくいいところだと思っています。キャストもいろいろな施策をやっている作品で、お互いの意外な一面を知ることができるのも面白いです。施策も楽しみながら、2クール追いかけてください!」と本編以外の企画もしっかりとおすすめ。

 羊宮は「アフレコの時から、みなさんのお芝居から生まれる心、声、言葉がアニメーションとなり、どんな景色が広がっていくんだろうってワクワクドキドキしていました。優空ちゃんは、いろいろな方向に優しさがいったりするけれど、そこに寄り添えるように演じさせてもらいました。最後まであたたかく見守ってください!」と演じたキャラクターの魅力とともにおすすめ。「キラキラな青春だけでなく、それぞれのヒロインがそれぞれのジャンルで、完璧に見えるけれど、そうではない。それぞれの背景、脆さが尊く感じます。愛おしくなり、応援したくなるし、自分と重ねたくなるような素敵なシーンや言葉が詰まっている作品です。いろいろな方の背中を押してくれる言葉を、朔くんが言ってくれるんじゃないかなと思います。一話一話見逃すことなく存分に感じてほしいです。本当に美しい作品になっていると思いますので、ご期待ください!」と主人公・朔が発する言葉にも注目してほしいと呼びかける。坂田は「裕夢先生の美しい文章が美しく彩られています。それだけでも今後が楽しみです」と作品全体の魅力を語り、演じる朔については「分割2クールの放送で、朔の生き様のようなものを感じていただけたらと思っています。さまざまな苦悩やストーリーが描かれるので、毎週心が揺れ動くと思いますが、楽しみに観てください!これからよろしくお願いいたします」と熱い想いを伝え、イベントを締めくくった。

(C)裕夢/小学館/チラムネ製作

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