オリジナルTVアニメ『永久のユウグレ』は、P.A.WORKSが贈る本格SFラブストーリーだ。200年の眠りから覚めた主人公・姫神アキラは、最愛の彼女である王真樹トワサそっくりのアンドロイド・ユウグレに求婚されてしまう。
常識が変わった世界で、トワサを探しながら生きていくことになるアキラをめぐる物語が展開される本作。この記事では姫神アキラ役の梅田修一朗、ユウグレ役の石川由依にインタビューを行い、『永久のユウグレ』の見どころについて伺った。
――オリジナルアニメとなる本作ですが、作品の第一印象と見どころを教えていただけますか?
梅田:SFでありながら人との関わり方を大事にしている作品というのが、第一印象でした。(第0話では)AIが日々の生活のパートナーとして描かれていて、そんな未来に生きている普通の少年アキラとトワサとの青春かと思いきや、そこから200年後の未来が描かれます。
でも200年後のほうが人との距離感が近くなっていく描写が多いので、SFの要素も楽しみつつ、新しい形の人間の群像劇というかラブストーリーを楽しんでもらえる作品になっていると思います。
石川:収録前にシナリオを読ませていただいたのですが、200年後の世界でありながら、AIや愛の形や多様性など、これから本当に私たちも考えていかなきゃいけないものが題材になっていて、すごく自分自身の価値観を問われるような作品だなと思いました。
アキラがトワサを見つける旅の要素がありつつ、いろいろな愛の形を出会った人たちから見せられて、ユウグレ自身も自分の真実の愛を見つけるというか、真実の愛とはどういうものなのか出会った人を通じて探していくという物語になっています。
「心と心のお話だと思っています」
