同じ質問に石川は「最初は自分にはない価値観だったので驚きというか違和感がちょっとありましたが、作品を通じていろいろな愛の形を見たことで、こういう形もありなのかなと思いが変わっていきました。一緒に生きていくパートナーですよね」と語ってくれた。
現代に生きる我々とは違う価値観の中で、愛の形が描かれていくという本作では、結婚とエルシーという二つの制度に注目したい。
梅田は「生活共同体ですよね。でも(しっかりと理解することは)難しいですよね、ルームシェアとどう違うのかなと思いますし」としつつ石川も「(ルームシェアより)もう少し踏み込んだ関係性にならないといけないのか」と考えを重ねる。
現代的な理解ではなく、梅田は「実際エルシーという制度が常識としてあったら、エルシーをして暮らしていく新しい感覚というものあるのかもしれない」と述べたが、多様性が広がっていく現代社会においても非常に参考になる回答と言えるだろう。
話題に上がったルームシェアや事実婚など、さまざまな形での共同生活や愛の形はあるが、200年後の未来にて、人とアンドロイドが登場する世界において、どのようなラブストーリーが描かれるのか、今後の放送を楽しみにしたい。
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