【FIFA U-20 ワールドカップ チリ 2025】U-20ニュージーランド代表 0-3 U-20日本代表(日本時間10月4日/エスタディオ・エリアス・フィゲロア・ブランデル)
危険なラフプレーだった。U-20日本代表のFW神田奏真(川崎フロンターレ)が、顔面ビンタからの肘打ちを食らった。レッドカードをアピールしてビデオ判定を要請したが、退場なしの判定となりファンの不満が噴出している。
U-20日本代表は日本時間10月4日、U-20ワールドカップのグループステージ第3戦でU-20ニュージーランドを3-0で撃破。日本史上初となる3連勝での決勝トーナメント進出を決めた。
ただ、その37分には物議を醸す判定もあった。敵陣ペナルティーエリアの手前で神田が、ボールと関係ないところでニュージーランドのMFフィン・マッケンレーと接触。顔面を押さえて、倒れ込んでしまったのだ。
当初はノーファウル判定だったが、神田のアピールもあり船越優蔵監督はレッドカード相当としてビデオ確認をリクエスト。主審が映像を確認することになった。今大会では、監督によるリクエストでビデオ判定が行われる『フットボール・ビデオ・サポート(FVS)』を採用。VARのように常時映像を確認している審判員は不在だが、ゴール、PK、レッドカード相当のファウル、選手の誤認などに限り映像確認を要求できる(各チームは1試合で2回のリクエスト権を持ち、判定が変わった場合はその回数が減らない)。
リプレイ映像では、神田がマッケンレーに顔面を叩かれた後に肘打ちを食らっているように見える。解説の名良橋晃氏は「手が入っていますよね。最後の肘か。肘が入ってる。肘の曲がりが不自然なんですよ」と指摘した。
ファンの反応は?
