“有力視”されていた維新から一転…国民民主党との連立はある?

高市早苗新総裁
拡大する

 高市総裁が物価高対策を実行する上で、今後の焦点となってくるのが連立拡大の動きである。高市新総裁は会見で、憲法改正や外交・財政政策などで考え方の合う野党との連立交渉を急ぐ考えを示した。

 国民民主党・玉木代表は、高市新総裁と「基本政策についての一致点はかなりある」と強調。参政党・神谷代表は「参政党が自民党と今、連立を組むことはありません」と演説。25年以上政権を共にしてきた公明党・斉藤代表は、政治とカネの問題や靖国神社参拝などの歴史認識といった懸念の解消がなければ、連立政権はないとけん制している。

 政策的にはかなり近いとされる国民民主党だが、自民党との連立はあるのだろうか。

 滝川氏は「むしろそこ(国民民主党)にいかないと他は難しいのでは」としつつも「国民民主は自民の批判の受け皿だったため、安易に連立すると逆に自分たちの支持離れを起こさないのかという懸念はある」と述べた。

 澤井与党キャップは「自民党としては国民民主党の支持母体の連合、民間労組を取り込みたい。しかし連合はかなり慎重なためうまくいくのか。国民側も少し慎重な姿勢ではあるが、基本的には年末くらいにかけて連立を組めたら良いという感じだと思う」(澤井尚子与党キャップ)

(『ABEMAヒルズ』より)

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