自民党の新総裁に選ばれた高市早苗氏は、どのような政策や主張を掲げているのか。ジャーナリストの青山和弘氏が解説した。
これまでの主張を振り返ると、「憲法9条を改正。『国防軍』と明記」「男系男子による継承を維持。女系天皇には反対」「靖国神社への参拝を継続」「外国人政策を厳格化」「選択的夫婦別姓に反対」「積極的な財政出動」といったものが挙げられる。
青山氏は「まさに“右寄りの政策”が並んでいるが、結局これをどこまで総理としてできるのか」について解説する。「自民党右派からすれば、当たり前の政策だ。とくに“岩盤保守層”からは、こういうことをハッキリ言う人は意外と少なく、しかも女性で元気なことから、非常に人気があるのは間違いない」。
政策の実現はかなり難しい部分がある
