【U18日清食品トップリーグ2025 男子】鳥取城北高等学校 78ー75 東山高等学校(10月4日/北里アリーナ富士)
第3クォーターの残り13秒──。アリーナを騒然とさせる激しい攻防が繰り広げられた。両者譲らない、ブロックショット2連発にファンが盛り上がりを見せている。
10月5日にU18日清食品トップリーグ2025(バスケットボールの高校世代最高峰リーグ)が行われ、鳥取城北高等学校(鳥取県)と東山高等学校(京都府)が対戦し、鳥取城北が78ー75の接戦をモノにした。
序盤から激しい点の奪い合いとなった一戦は、67ー61で東山がリードして第3クォーターの終盤を迎えていた。残り13秒で、ポゼッションしていた東山の湯川真央がドライブを仕掛ける。しかし、この動きについてきた202センチのCであるフィリモン・ホムタワ・タルモンが完璧なブロックショットで叩き落としたのだ。
すると今度は鳥取城北がカウンターを仕掛け、山崎勇輝が抜け出してレイアップを放った。しかし次の瞬間、素早い切り替えて追走していた中村颯斗がタイミングを合わせてジャンプ。こちらも強烈なブロックショットでボールを弾き出したのだ。
終盤の13秒間で見せた激しい攻防にアリーナは大盛り上がり。SNSでも「すげー攻防!」「めちゃくちゃいい試合してるな」「高校生の試合でこれはすごい」「留学生のブロックショットもすごいけど、中村くんのもすごいな」「よく戻ってたよ!素晴らしいプレー」と両チームを称えるコメントが多く見られた。
なお鳥取城北のタルモンは、39分47秒のプレータイムで18得点、25リバウンド、3ブロックショットを見せるなど鉄壁と言えるパフォーマンスを披露。一方、東山の中村は36分25秒のプレータイムで13得点7リバウンド、1アシスト、1ブロックショットを見せるなど攻守で貢献した。
(ABEMA/U18日清食品トップリーグ2025)




