一方の坪井は「基本的には同じ」としながらも、槙野スタメンのキーマンであった佐野海舟を鎌田大地にチェンジ。所属チームではトップ下の鎌田だが、代表戦ではボランチとして遠藤と抜群のコンビネーションを見せたことが理由だという。この中盤によって「ボールを保持する日本代表を見たい」という坪井は、さらに右ウイングバックに堂安ではなく町田ゼルビアの望月ヘンリー海輝を置いた。
その堂安を中盤左の中村とチェンジするという坪井は、「これは奇策に近いです。堂安の調子が良いからどうしても使いたい(笑)」と本音を漏らしつつも、「彼は頭がいいので、ここ(左)に置いても南野や鎌田との組み合わせもいいと思う」と理由を解説。加えて、堂安とヘンリーが参加した“5バック”になることも想定し、ブラジルの猛攻に備えることを提案していた。
坪井は最後に、瀬古→鈴木淳之介、渡辺→安藤智哉と3バックの両サイドもチェンジ。ボール運びと縦パスに長けた2選手の動きが、ブラジルの守備を混乱させられるのではと解説していた。
(ABEMAスポーツタイム)




