AIとの“向き合い方”を起業家が解説!

チャエン氏
拡大する

 区別がつかないほどリアルなAI生成動画。その“向き合い方”について、チャエン氏は以下のように述べる。

「テレビ局や正式な団体、機関が発信している出典元を見るべきだ。SNSの情報だけを信じると変な方向に行ってしまうため、判断力はつけていかなければならない」(チャエン氏、以下同)

 また生成された動画内に表示される「Sora」のロゴを非表示できてしまう仕様については「大きな問題」だと主張する。

「国家を超えて一企業が力を持ちすぎた。作った動画で政治や企業の経済、株価にも影響する。規制やルールができる前に、先にすごいテクノロジーができてしまったため、いま大変な状況になっている」

 普段からAIを使っているチャエン氏が気をつけていることとは…。

「信じすぎない。僕はAIの言葉は信じないし、AIで出てきた作品をそのまま使うことはなるべくしないようにしている。また出典元はどこか(確認する)、公開する際は自分が責任持つことは絶対に意識しなければならない。自分できちんと判断していかなければならないため、判断力と責任力が一番大切だ」

(『ABEMAヒルズ』より)

この記事の画像一覧
この記事の写真をみる(4枚)