そして、当時の顧問や同級生らが集結し、大阪新愛学院の体育館で挑戦が始まった。依頼者は混乱し、かつての感覚を掴めない。それでも、サポートメンバーたちの真摯な努力とサポートを受け、1回転することに成功する。

 しかし依頼者は「あんまり覚えてないです。景色が通り過ぎちゃった感じ…」と、感覚が戻っていない様子を見せたため、もう一度挑戦した。再挑戦の結果、2回転することに成功。依頼者は「ちゃんと景色も見れて、感覚を取り戻しました」と涙しながら語った。当時の顧問も「高校のときよりうまかった」と喜んだ。依頼者は顧問に「1番苦しかったときに、1番近くで支えていただいて、大車輪を回る姿を見せることができて、よかったです」と感謝を伝えた。

 スタジオには依頼者が登場し、「最高でした。本当に忘れられない日になりました」と、夢が叶った喜びを語った。