公明党が連立離脱を表明。26年にわたり、日本の政治の基盤となってきた自公連立政権が崩壊した。公明党の支持母体である創価学会の会員は長年選挙運動で選挙区は自民、比例は公明と自民党候補を応援してきた。今回の離脱表明を学会員はどう捉えているのか。
創価学会のブロック女性リーダーの熊谷要子さんは「今回衆院選、都議選、参院選と、わりと私たち被害者妄想というか『自民党のおかげで(議席を減らした)』という感じを持っている人は、すごく多いんじゃないか。3つの選挙での結果を踏まえて『我々このまま今まで通りでいっちゃうわけ?』というところは、多かれ少なかれ思っていること」と語った。
萩生田光一氏を幹事長代行に起用したことについては「お会いしたこともないしよくわからないが、どうしても人材として必要なんだと、いくらそういうこと(裏金問題)があったとしても『なんとか許してくれ』みたいな、『それ以上に功績がある人なんだよ』ということとごっちゃにするのってどうなんだろうな。人の生き様ってイコールじゃないですか」と問題視した。
「離脱してよかった。すごく悔しいというか腹立たしい」
