【写真・画像】「ロンドンSUMOフィーバー」の熱量は? 現地記者「塩をまくだけで大歓声」「すべての取組が終わっても観客は帰らない」 1枚目
【映像】豊昇龍が大の里にホットドッグを「あーん」→ひと口が巨大(イギリスでのレア映像)
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 日本時間の16日から34年ぶりにイギリスで大相撲ロンドン公演が始まった。

【映像】豊昇龍が大の里にホットドッグを「あーん」→ひと口が巨大(イギリスでのレア映像)

 5400席の会場は満員御礼。観客らは迫力ある取組に釘付けになっていたが、現地の“熱量”などについてANNロンドン支局・立田祥久記者に聞いた。

 相撲が行われた会場について立田記者は「ロイヤル・アルバート・ホールは1871年に建設されたホールで普段はオペラやミュージカルなどが開催される由緒ある場所だ。そんなホールの前に『ロンドン公演』『横綱』などと日本語で書かれた幟がたくさん立っている。開演前には太鼓が鳴らされ、ロイヤル・アルバート・ホールの周辺が昨夜はさながら国技館のような雰囲気になっていた」と説明した。

 ロンドンでの“相撲フィーバー”については「今朝、イギリスの有力紙・ガーディアン紙スポーツ面の一面をはじめ、新聞各紙が昨日の取組を取り上げた。街中でも、今月になってロンドン市内の地下鉄や大通りなど様々な場所で相撲に関する広告が掲載されるようになった。また、ビッグベンやバッキンガム宮殿でもファンに囲まれていた」という。

 関取の様子については「長旅で疲れた様子ではあったが、現地の子どもが『ようこそ』といった日本語のボードを掲げて待つなどの『歓迎ムード』で声援が送られると笑顔を浮かべていた」と話した。

イギリス人は相撲の文化や精神性を理解している?
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