3児の父・ディーン氏にとって絵本とは?
さらにディーン氏が翻訳するうえで大切にしたのが、「声に出して気持ちがいいか」だ。
「絵本は読んで楽しむものじゃないですか。読み聞かせるものとして。だから身体的に発声して気持ちいいかどうかはすごく大事だと思うんです。音楽を作る歌詞を書くのにすごく近い作業」
3児の父であるディーン氏。絵本はどういう存在なのだろうか。
「『種』みたいなイメージ。それが芽が出て、時間をかけて花開いていくような創作物。タイムカプセル的な効果もあると思います。そういう意味で絵本は親から子へ受け継いでいく」
絵本を通じたコミュニケーションが親と子をつないでいく役割を果たしているという。
「『ありさんシェフの しょうたいじょう』が、自分と子どもたちの新しい思い出の一つになったらいいな」
ありさんシェフは無事、晩餐会を開くことができたのだろうか。「あっ」と驚くユーモアの詰まったオチは絵本を読んでのお楽しみだ。(『ABEMA Morning』より)
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