「芸能の時の50倍くらいになっているかも」衝撃の収入

現在の水沢アリー
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 2013年、水沢はタメ口キャラがハマりブレイク。バラエティ番組に引っ張りだこだった。しかし、20代後半になるとキャラが次第に飽きられ、番組出演は減少していった。 

 そして、26歳の時に芸能活動を一区切りすることを決意。新たな道へと歩み出した。 

水沢「自分でもっとコントロールしたいって欲が出てきて。単純に『何すればいいかな?』『あっ! 会社建てればいいのか』ってなって。でもお金もなかったんで1500万円くらい借りて500万円は資本金にしたんです。実際に日本の広告業界に入ると『こうやって決まるんだ』という驚きもあったりして、『じゃあ海外はどうなっているんだろう?』って興味からいろいろ教えてもらって」 

 メディアの仕事をオファーされる側から一転、オファーする側に回った。 

水沢「おバカキャラで出ていたから、『水沢アリーに仕事頼んで大丈夫?』みたいな。おかげさまでみんなの期待値が低いからちょっと頑張るだけで『すごい!』みたいな感じで言ってくれるんですよ。だいぶ期待値が低めなので逆に良かったなって今思って。自分が目指していた海外で仕事したいとか、海外の人と仕事してみたいとか『なんかできてるじゃん!』って。打ち合わせしながら『夢の中にいるかも』と」 

 起業して8年、やりたい仕事ができていると水沢は話す。 

 年間100本以上、テレビ出演をしていたころと現在の収入を比べると。 

水沢「芸能の時の50倍くらいになっているかも」 

 そんな水沢は国際情勢から目を離せないという。 

水沢「アメリカ側はドルで考えているので、『じゃあこの仕事は何ドルです』って、円に換算した時に金額が恐ろしく変わるんです。利益がもうどんどん減っていくってなると、怖いし、コントロールできないから、いつ請求しようかみたいなのがけっこう大事」 

 タメ口キャラから一転、世界を股にかける社長となった水沢。これからの目標は。 

水沢「結婚はいつかしたいです。やっぱりリミットがあるので、できる限りのことはしようと思って。東京都が援助してくれる卵子凍結をやったり、子どもがほしいなっていうのがあるので。あんまり仕事しすぎるとチャンスを逃すというか、一人で生きていけるようになっちゃう。ちょっと頼るところとか、一人で生きていけるけど、ちゃんと“チームを作る”みたいなものを今はちょっと意識しようかなと思っています」

(『ABEMA NEWS』より)

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