【明治安田J1リーグ】湘南ベルマーレ 1ー1 京都サンガF.C(10月19日/レモンガススタジアム平塚)
DOGSOによる退場か、それともアドバンテージによる決定機を優先すべきか。難しいジャッジがファンの間で話題となっている。
J1リーグ第34節で湘南ベルマーレと京都サンガF.Cが対戦。残留争いと優勝争い。それぞれの立場で絶対に勝利がほしい一戦は、湘南が29分に先制するも、京都が90+10分に追いついて1-1のドロー決着となった。
そんな白熱した試合の45分だ。1点をリードしていた湘南のDF中野伸哉がロングボールに反応して敵陣の左サイドから抜け出しかけた時、京都サンガF.C.のDF鈴木義宜が後ろからのスライディングで倒してしまう。主審が即座に笛を吹き、DOGSO(決定的な得点機会の阻止)としてレッドカードを提示した。
しかし、中野と鈴木の接触後にボールは、ゴール前にフリーで抜け出そうとしていた湘南のMF小野瀬康介に渡り、相手GKと1対1のビッグチャンスになっていた。そのため、湘南側はファウルを流してアドバンテージを取るべきだったと猛アピール。ピッチ内では選手が主審に詰め寄るだけでなく、ベンチからも抗議の声が出ていた。
現在の競技規則では…




