現在の競技規則では…
このシーンには、サッカーファンたちも注目。SNS上では、「小野瀬にボールが渡っていたので流してほしかった」「GKと1on1なったのにその前のレッドとって中断されちゃった… FKよりどう考えてもゴールの可能性高かった」「どっちが有利だったんだろ。点が取れるかわからないけれど決定機。点が取れる可能性が低くなるけれど退場」「どう見ても湘南さんの得点チャンスなのに、なんで止めたんだろう?」「1-0の状況でドグソを流して2-0で数的同数とドグソ取って退場で数的優位ってどっちがいいんだ」などの意見が出ていた。
一方で、「流してから退場でよくない?」「流して点とって退場でいいと思うけどルール的にはないんかな?ちょっとわからん笑」「客観的にはもしシュート外してたらイエローになるから退場してたほうが湘南にとって有利そう」などのコメントも出ていた。
ただ、現在の競技規則では、DOGSO相当のプレーをアドバンテージで流した場合、遡っての判定はレッドカードではなく、反スポーツ的行為でイエローカードを出すルールになっている。今回のケースで言えば、鈴木は笛通りにDOGSOでレッドカード、アドバンテージで流した場合はシュートの成功有無にかかわらずイエローカードになる。
DOGSOか、それとも決定機か。主審は非常に難しい二択を瞬時に迫られたが、ファウルを取りレッドカードを提示する姿には一切の躊躇がなかった。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)





