【写真・画像】世界最強クライマー、驚異の「あと一手」に会場騒然! 安楽宙斗の圧巻“完登”にファン沸騰「日本のエース!!」「まじで逸材」 1枚目
【映像】驚異の「あと一手」で完登!会場が騒然となる様子
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 スポーツクライミング世界選手権で世界王者に輝いた安楽宙斗が会場を騒然とさせる圧巻の完登を見せた。

【映像】驚異の「あと一手」で完登!会場が騒然となる様子

 世界のトップクライマーが一堂に会する「IFSCクライミンググランドファイナルズ福岡2025」が10月23日に開幕。2日目には『リード』の決勝戦が行われた。

 日本チームの最後の挑戦者として登場したのは、パリオリンピックのスポーツクライミング男子複合で銀メダルを獲得し、2025年のIFSC世界選手権で世界王者となった安楽だった。高さ12メートル以上の壁を、ロープを支点にかけながら登り、到達した高さを競うこの種目。無駄な力は使わない脱力系クライマーとして注目される安楽は、序盤から次々と課題をクリアしていく。

 中腹部からはホールドがかなり小さくなるものの、安楽は物ともせず。すると終盤には、片手、片足の分しか幅がないホールドが連続する難関に突入。解説の宮澤克明氏が「ここは滑るから気をつけたい」と注意した場面でも問題なく、両手両足に全神経を集中させて進む。すると最後は両手、両足がバラバラのホールドの上に置かれた状態に。実況のMCアリー氏も「あと一手!あと一手!」と応援すると、その声が届いたのか、最後は飛び移りながら左手の力だけでグッと体を押し上げて完登した。

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