【MLB】ブルージェイズ11ー4ドジャース(10月24日・日本時間10月25日/トロント)
ワールドシリーズという最高峰の舞台で、ドジャース・大谷翔平が敵地の巨大な喧騒を瞬時に静寂に変える“豪快変態弾”を放ち話題となっている。
10月24日(日本時間25日)、トロントで行われたブルージェイズとのワールドシリーズ第1戦。ドジャースはロバーツ監督の継投策がことごとく裏目に出た結果、6回までに2-11と大量9点差をつけられる劣勢に。球場はブルージェイズの押せ押せムードに包まれていた。
1番・指名打者で出場していた大谷は、この7回の打席を迎えるまで3打席無安打と結果を出せていなかったが、意地を見せる。ブルージェイズの右腕フィッシャーの低めのカーブをすくい上げると右翼席へ大きな放物線を描くワールドシリーズ初アーチを放つ。打球速度103.7マイル(約166.9キロ)、飛距離357フィート(約108.8メートル)、角度41度を計測したこの一発は、劣勢のチームを奮い立たせる反撃の一打となった。また、それまで敵地で鳴り響いていた喧騒やブーイングをこの豪快な一振りによって沈黙させたのである。大谷の衝撃弾がフェンスを越えた瞬間、まるでスイッチを切られたかのように静寂へと変わり、ざわつきにも似た異様な空気が広がることに。この大谷の意地の一発と観客のリアクションにファンからは、「どうした」「変態弾や」「あれが入るんか…」「観客ポカン」「静かすぎるw」「ドン引きやん」「ライトフライだと思うよなw」「笑うしかない」「大谷さんはあきらめない」といった様々な反響が起きることとなった。