【写真・画像】GT-Rがバースト→“予期せぬ”ストレート横断で「大事故になるところやった」 危機一髪の瞬間に現役レーサーは「右に避けた方が…」と指摘 1枚目
【映像】バースト→コースを横断!あわや大事故(実際の様子)
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 国内最高峰のGTレースで、クラスが異なる車両が入り乱れる混戦の中、白煙を上げたマシンが突如ストレート上を横断。大事故になりかねない危機一髪の瞬間が訪れた。

【映像】バースト→コースを横断!あわや大事故(実際の様子)

 3時間レースとして行われたスーパーGT第7戦決勝。レースは59周目、GT300クラス TOMEI SPORTS(#360 RUNUP RIVAUX GT-R) の右リアタイヤが突然バースト。白煙を上げながら急減速し、最終コーナーでオーバーラン。その後、なんとかコースへ復帰した。しかし、360号車のハンドルを握る青木孝行は、後続のTGR TEAM Deloitte TOM’S(#37 Deloitte TOM'S GR Supra)が通過した直後、コース外側で待機するのではなく、左前方のピット出口方向へ横断を開始。そこへGT500を含む5台以上のマシンが高速で迫っており、場内は一瞬にして緊迫した空気に包まれた。

 後続車両が即座に回避できたおかげで、大事には至らなかったものの、スタジオゲストのARTA(#16 MUGEN CIVIC TYPE R-GT)佐藤蓮は「右に避けた方が…」と振り返り、解説の脇阪寿一氏も「大事故になるところやった」と声を上げた。最終コーナーからホームストレートでの横断、レーシングスピードのマシンがギリギリで接触を回避した場面にスタジオも息をのんだ。

 ファンはSNSで「バースト怖ぇ」「危なかったなぁ、何があったんだ」「ちょっと邪魔なとこ(ピット出口)にとまっちゃったな」「あの避け方は危ないって」と戦々恐々の様子を見せていた。なお、360号車にはこのアクションでのペナルティは課されておらず、タイヤバーストによる不可抗力とみられている。(ABEMA『笑って学べる!超GTぱーてぃ』/(C)GTアソシエイション)

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