なでしこジャパンのノルウェー戦・予想スタメン
【映像】長谷川唯の芸術的ループ弾
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 欧州遠征中のなでしこジャパン(サッカー日本女子代表)は、日本時間10月29日にノルウェー女子代表と対戦。この国際親善試合に向けたスタメンを予想する。

【映像】長谷川唯の芸術的ループ弾

 23名を招集したニルス・ニールセン監督は、メンバー発表会見で「ここからは選手を知る段階から、より結果を求める第2フェーズに入る。アジアカップ(来年3月)まではある程度は同じメンバーで戦いたい。もちろん常に門戸を開いているが、全員に均等な出場時間を与えることは、おそらくもうしない」と明言。指揮官は今年2月の初戦からこれまではテストを繰り返してきたが、アジアカップに向けてチームを固める段階にきている。

 さらに、『JFATV』(日本サッカー協会の公式YouTube)で公開された舞台裏動画では、ニールセン監督が合宿初日のミーティングで「1人2人を変える可能性はあるが、基本的には同じメンバーで戦う。今まで以上に結果にこだわって戦っていきたい」と選手たちに説明してもいた。

 ただ、10月25日にイタリア女子代表戦(1-1の引き分け)で、スタメンだったMF松窪真心とDF古賀塔子が負傷交代。松窪はすでにチームを離脱しており、古賀も無理をさせないのではないか。それらを総合して考えると、ノルウェー戦はイタリア戦から3〜4人のスタメン変更になるはずだ。

 まずGKは山下也加(マンチェスター・シティ)が固い。最終ラインは、いずれも膝の大怪我を乗り越えて代表復帰した清水梨沙(リヴァプール)、遠藤純(エンジェル・シティFC)を満を辞して両SBでスタメン起用か。層の薄いポジションだけに、指揮官は2人に大きな期待を寄せている。CBは、古賀が起用できない状態なら、イタリア戦は右SBだった高橋はな(三菱重工浦和レッズレディース)とベテランの熊谷紗希(ロンドン・シティ・ライオネス)と読む。いずれかに代わって南萌華(ブライトン)の起用もありそうだ。

松窪が抜けた穴はどう埋める?
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