2018年から第一期が放送され、2026年1月より最終章が放送されるTVアニメ『ゴールデンカムイ』。放送に先駆け、最終章の序章で構成された「劇場先行版『ゴールデンカムイ』札幌ビール工場編」【前編】および【後編】が制作され、10月31日から【後編】が劇場公開となる。
本記事では、約8年間にわたり主演コンビとして歩んできた杉元佐一役・小林親弘とアシㇼパ役・白石晴香をはじめ、白石由竹役・伊藤健太郎、土方歳三役・中田譲治、宇佐美上等兵役・松岡禎丞、月島軍曹役・竹本英史、鯉登少尉役・小西克幸、海賊房太郎役・関智一ら出演声優陣にインタビューを実施。それぞれ演じた役の視点から、これまでのTVシリーズおよびこれから放送される最終章の見どころを伺った。
物語の出演順では一番新しい登場となる海賊房太郎を演じた関は、房太郎について「彼は頑張って自分の王国を築いて、王様になって語り継いでもらおうという気持ちを持っています。その目的のためならば犯罪をも辞さないという一面がありますが、家族思いでもある。そんな彼の信念や思いを観ていただきつつ、無事王国が築けるのかどうか、楽しみにしていただければと思います」とコメント。
第七師団陣営の中でもキーパーソンとなる鯉登少尉を演じた小西は、登場時からの心境の変化に注目してほしいという。「鶴見中尉に心酔し切った状態で登場しましたけれど、樺太編など旅をしながらいろいろな人に出会って経験を積みながら、周りに対する考え方など、人間として変わっている最中だと思います。最終章に向けてこれまでのシリーズをもう一度観直していただくと、その先に彼がどう変化していくのか、さらに深まって見えるのではないかと」と注目ポイントを語ってくれた。
「変態ではありますけれど一途」



