3台の赤いマシンがホームストレートで横並び一線。レースのハイライトとなった息を呑むような大迫力3ワイドのバトルに、スタジオも熱狂した。
3時間レースとして行われたスーパーGT第7戦決勝。レースは51周目、GT500クラスはアンダーカットに成功し、7番手に浮上したTGR TEAM ENEOS ROOKIE(#14 ENEOS X PRIME GR Supra)を、NISMO(#23 MOTUL AUTECH Z)とNISMO NDDP(#3 Niterra MOTUL Z)が猛追。ホームストレートで3台が横一線に並ぶ大接近戦を展開した。
実況のサッシャ氏も「3ワイドだ!」と叫ぶ中、同レースを振り返った『笑って学べる!超GTぱーてぃ』で解説を務めた脇阪寿一氏は「うわうわうわ! これどうすんの!? サンドイッチやん!」と興奮。14号車のENEOSは、インに3号車Niterra、アウトに23号車MOTULの間で、まさに“板挟み”の状態に。
この瞬間、ゲストとして登場していたARTA(#8 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT)の佐藤蓮も「うわ、嫌だ…」と現役レーサーならではの本音を漏らした。両サイドからの強烈なプレッシャーに、14号車をドライブする大嶋和也は第1コーナーで早めのブレーキングを選択。7番手の座を3号車と23号車に明け渡す形となった。
その後も3号車と23号車は、NISMO同士とは思えぬ激しいバトルを展開。日立Astemoコーナー手前で勝負が決し、最終的に23号車が7番手を奪取した。
今大会、終始“バチバチ”に争っていた2台のバトルに、SNSでは「NISMO同士のやり合いww」「ニスモ同士、アツすぎた」とファンも大盛り上がりを見せていた。(ABEMA『笑って学べる!超GTぱーてぃ』/(C)GTアソシエイション)
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