【セリエA】ローマ 2-1 パルマ(日本時間10月30日/スタディオ・オリンピコ)
パルマのGK鈴木彩艶に訪れた失点シーンについて、意見が割れている。
日本時間10月30日のセリエA第9節で、鈴木が所属するパルマは敵地でローマと対戦。前半をスコアレスで折り返したが、63分にコーナーキックから先制点を許してしまう。
ローマのFWパウロ・ディバラがクロスを上げると、ファーサイドでDFマリオ・エルモソが頭で合わせる。強く叩きつけられたシュートがゴールへと吸い込まれた。
この場面で鈴木は、上手く反応できなかった。ある“アクシデント”が起こっていたからだ。パルマのDFエンリコ・デルプラートが、ポジションを取り直したローマのDFエヴァン・エンディカに合わせて動くと、ステップを踏んでいた鈴木の背中と接触。これでバランスを崩した日本代表GKは尻もちを突く形で転倒し、エルモソのシュートとのタイミングを合わせることができなかったのだ。
該当シーンは地元メディアも注目。『Parma Live』は個人採点で平均以下の5.5点を付け、「90分間を通して注意深くプレーしていたが、デルプラートとの接触で気を散らされた。接触の程度は軽そうに見えたが、彼は不意を突かれ、少し不格好に倒れ、すぐに立ち上がることができなかった。確かに不運だったが、彼にも責任がないわけではないだろう」とやや厳しい評価だった。
一方で『PARMA TODAY』では、鈴木を及第点の6点と評価。「エルモソのゴールシーンは不運だった。デルプラートとの接触で足を滑らせた」と寸評で擁護していた。
連携ミスからの先制点献上は重くのしかかり、パルマは最終的に1-2で敗戦。鈴木は4つのセーブを記録するなどパフォーマンスは上々だっただけに、勝点を持ち帰れなかったことが悔やまれる。
(ABEMA de DAZN/セリエA)






