【日本シリーズ】阪神 2-3 ソフトバンク(10月30日/甲子園球場)
10月30日に行われた日本シリーズ第5戦、阪神タイガース対福岡ソフトバンクホークスの一戦で、代打に送られたソフトバンクの近藤健介が、思わず崩れ落ちた場面が話題となっている。
阪神2点リードで迎えた7回表・ソフトバンクの攻撃、2死一、二塁の場面で、ソフトバンクベンチはこの日、ノーヒットの7番・牧原大成に代えて、近藤を代打に送ることに。その近藤は、阪神2番手・及川雅貴との対戦となったが、初球、138km/h、外のカットボールを見逃したあとは、際どいコースを突く阪神バッテリーに対し、しっかりとボールを見極めてカウント1-3としたものの、5球目、外角低め、138km/hのカットボールを見逃し、カウント3-2に。続く6球目、内角138km/hのツーシーム、7球目、内角低めいっぱい、138km/hのツーシームを相次いでファウルとした近藤であったが、迎えた8球目、阪神の捕手・坂本誠志郎が構えたのは外角低めいっぱいの厳しいコース。及川は144km/hの直球を投げ込むこととなったが、これをボールと見た近藤は見送るも、球審のコールはストライク。すると近藤は激しく落胆した様子で、その場で崩れ落ちることとなった。及川の1球と近藤健介のリアクションにファンからは「すげえw」「これは打てない」「ここしかない」「及川成長したな」「近藤が打てないならしょうがない」「近藤でこれなら誰が出てても同じことやろ」といった様々な反響が巻き起こることに。
及川といえば、今季66試合に登板し、6勝3敗46ホールド(52)HP、1セーブ、防御率0.87、被打率に至っては.163と、投手王国・阪神のリリーフ陣の中でも、とりわけ出色の出来となっていたが、その安定感は大舞台でもやはり健在。6年目にしてキャリアハイの成績をマークしたその成長ぶりが垣間見れる内容であったといえそうだ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
この記事の画像一覧

