世界36カ国で行われ、がん患者支援を目的として行われている「リレー・フォー・ライフ」。ニュース番組『ABEMA Morning』はこの取り組みを取材した。
横浜市のみなとみらいで開催された「リレー・フォー・ライフ・ジャパン横浜」。がん患者やその家族を支援するためのチャリティーイベントで、参加者は夜を通してリレー形式で歩く。
「できるだけ多くの人にがんを恐れないで、みんなで治せるような病気だというのを広めたい。あとは先に亡くなってしまったお友達に見てね、と声が届くように笑顔で歩きたいです」(がん経験者)
「リレー・フォー・ライフ」は1985年、アメリカで1人の医師が「がん患者は24時間がんと闘っている」というメッセージを掲げながら24時間走り続け、がん患者のために寄付を呼びかけたことが始まりである。日本では2006年に茨城県で試験的に開催され、2024年度は全国48会場で開かれるまでに拡大。今年で13回目となったみなとみらいでのイベントには、シンボルカラー「紫」のバンダナを付けたがんサバイバーや、その家族ら約1000人が会場に集まった。
初参加のシディキ佐衣子さんは、次のように話す。
「家族でチーム登録しました。私の親友や懇意にさせていただいた方を(がんで)見送ってきたので、思い入れがある」(シディキ佐衣子さん)
「リレー・フォー・ライフ」の寄付金で“がん医療発展”へ
