将棋界の早指し団体戦「ABEMAトーナメント2025」で初優勝を飾ったチーム天彦が10月31、東京・将棋会館内の「棋の音道場」で優勝祝賀会を開催。チームリーダーの佐藤天彦九段(37)、メンバーの広瀬章人九段(38)、増田康宏八段(27)がファンに喜びを報告した。
全8チームで争われた今期のABEMAトーナメント。リーダーの佐藤九段は、自軍に広瀬九段、増田八段をドラフト指名し、超重量級の布陣を敷いた。予選Bリーグを2位通過すると、本戦では豊島将之九段(35)率いるチーム豊島を5勝1敗で圧倒。決勝戦では、藤井聡太竜王・名人(王位、棋聖、棋王、王将、23)のチーム藤井とフルセットの大激戦を演じ、初栄冠を手にした。
“棋士+酒場=キッシサカバ”の特別企画として開催されたこのイベントでは、詰めかけたチーム天彦のメンバー、ファンがともにドリンクを片手に乾杯。過去に優勝を経験している超強敵のチーム藤井を破り、初Vを飾った佐藤九段は「今回、祝勝会という形で3人が再び集まることができた。“勝利の美酒”を飲むことが出来て嬉しい」と満面の笑みを見せていた。
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