イケメンが裸となれば、どこかの祭りかと思われそうだが、現場は麻雀の試合会場だった。「大和証券Mリーグ2025-26」、10月31日の第2試合にTEMA雷電・本田朋広(連盟)が出場。南1局、序盤からマンズの染め手に向かうと、4副露により手牌が1枚だけとなる“裸単騎”に。守備力ゼロの特攻プレーに、ファンからは「風邪ひくぞ」「すっぽんぽん」「やんちゃだなあ」とツッコミが飛び交った。
【映像】わずか1分半ですっぽんぽん!本田朋広、気合いの“裸単騎”
42歳の本田だが、チーム内ではおそらく最年少で、高柳寛哉監督含めチーム関係者からいじられる天然キャラになっている。Mリーグでも「北陸の役満プリンス」と呼ばれていたが、いつしか「ヤンチャな貴公子」に変わってもいる。積極的に仕掛けも入れて参加率の高い麻雀を打つことから、ヤンチャという表現をされているようだ。
2万8900点持ちの2着目で迎えた南1局、そのヤンチャぶりが全開になった。配牌はマンズが6枚、場風の南が対子。ソウズはバラバラ、ピンズは0枚と、方向性を定めるのが難しいところだ。すると序盤から次々とマンズを引き込んだことで、混一色が濃厚に。5巡目、一万ポンから発進すると、続け様に南もポン。さらに三万もポン、そして八万もポン。この間、自ら一度もツモることなく4連続ポンの4副露でテンパイにたどり着いた。
残ったのは七万1枚だけという裸単騎。実況の古橋崇志(連盟)も「ヤンチャすぎるぞ、本田!」と声を張ると、ファンからも「裸になったw」とツッコミ。U-NEXT Pirates・鈴木優(最高位戦)からリーチが入るものの、放銃を回避しながら進み続け、16巡目には待ち変えしていた北単騎をツモり、混一色・対々和・南の満貫、8000点(+1000点)を獲得した。
このプレーにファンは「すごすぎる」「まじでなんなん?」と驚くと、解説を務めた村上淳(最高位戦)は「似合うねえ、裸が」とポツリ。とにかく本田の自由奔放が際立つ一局となった。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チーム、2025-26シーズンから全10チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各120試合(全300試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は7000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)




