11月6日から開催されるWRC・世界ラリー選手権の日本大会『ラリー・ジャパン』を目前に控え、5日に『チョコプラ長田がナビゲート!開幕直前ラリージャパン』が配信。今は禁じ手となったコ・ドライバーの“凄技”が紹介され、WRCでも語り草となっている場面に驚きの声があがった。
番組では『絶対的司令塔コ・ドライバーとは?』と題し、ラリーを支えるコ・ドライバーにまつわるWRCならではのシーンを紹介。中でも注目されたのは、走行中のシトロエンがトラブルに見舞われ、右リアのホイールが脱落、マシンが三輪状態となり、車体が右側に大きく傾いた状態となった場面だ。
ここでコ・ドライバーが驚きの行動に出る。なんと車体左側の窓から身を乗り出し、自らの体重を移動させて、傾く車の重心を必死に調整する荒技を敢行したのだ。このシーンを見たゲストでスピードスケート五輪金メダリストの髙木菜那は、思わず「何してんの!?」と驚きの声をあげた。また、視聴者からも「いまはやっちゃダメだよね」「箱乗りって今の子知ってるのかな」といった反響が寄せられた。
現在は禁止されている方法ながら、極限の競技環境で勝利を目指し、トラブルに見舞われながらも奮闘するコ・ドライバーの凄まじいプロ根性はWRCならでは。6日午前のシェイクダウンからいよいよ幕を開けるラリー・ジャパンでも、観る者を驚かせるダイナミックなシーンに注目だ。(ABEMA『WRC 世界ラリー選手権 2025』/(C)WRC)
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