【映像】ノーハンド判定されたシーン
【映像】取り消された「ハンド」疑惑シーン
この記事の写真をみる(18枚)

【UEFAチャンピオンズリーグリヴァプール 1-0 レアル・マドリード(日本時間11月5日/アンフィールド)

【映像】取り消された「ハンド」疑惑シーン

 レアル・マドリードのMFオーレリアン・チュアメニが、自ボックス手前でのシュートブロックをハンドと判定された。しかし、VARが介入した結果ノーハンドに。ボックス内でのハンドに見えるシーンにもかかわらずお咎めなしの判定に、ファンが激怒している。

 日本時間11月5日のUEFAチャンピオンズリーグのリーグフェーズ第4節で、リヴァプールとレアル・マドリードが対戦。試合は多くのシュートを放ったホームのリヴァプールが61分の先制点を守り切り、1-0で勝利を収めた。白熱した一戦の30分、際どい事象が勃発する。

 リヴァプールが右サイドを起点に攻め込み、FWモハメド・サラーの横パスからMFドミニク・ソボスライが強烈なミドルシュートを放ったが、正面で身体を投げ出してきたチュアメニにシュートブロックされた。しかし、次の瞬間にソボスライをはじめリヴァプールの選手たちが一斉にハンドをアピール。すると主審は笛を吹き、ペナルティーエリアのギリギリ外でのチュアメニのハンドを取った。

 レアル・マドリードの選手たちは腕を身体に付けていたためにノーハンドを主張。VARが介入すると解説・坪井慶介氏は「少し離れていたということですかね」と述べ、「映像で見ると(PAの)すごく際どい位置だったかなと思います。あとは、ハンドかハンドじゃないか。映像を見れば、手は少し離れていたと思います」とコメント。

 続けて「センターバック出身の人間からすると、あのハンドは厳しいなと思ってしまうんですけど」と言及し、「身体に付いていたかどうかを見てしまうと、たしかに離れていた。難しいところです」と説明。「ボールが当たった位置となると、(PAの)中ですかね」と映像を確認して見解を述べた。

 ファンもSNS上で「これPKじゃね?」「完全に中じゃん」「ボール当たったのはボックス内」「これはPKやっちまったな」と見守る中、主審がOFR(オンフィールドレビュー)をする。

ハンド判定がVAR介入で一転…
この記事の写真をみる(18枚)