【映像】ノーハンド判定されたシーン
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 坪井氏も「こうやって見ると、もちろん手は離れている。でも、必要以上に広げてはいない。ここ最近の傾向で言えば、ハンドは取られると思います。あとは、位置ですね」と言及し、実況・横内洋樹氏も「軸足もエリアの中ですし、手が当たった位置もエリアの中のように見えます」と補足した。

 そして、ハンドの笛が鳴ってから約3分後に主審が下した判定は、まさかのノーハンド。腕には当たっているが、自然な身体の動き・位置だったということになった。実況席の2人は驚きの声を漏らし、チュアメニは満面の笑みを浮かべた。アンフィールドにはリヴァプールサポーターからの大ブーイングが響き渡った。

 この判定に多くのファンはSNS上で「は?w」「ハンドないの?」「いやこれ取らないのはダメやろ」「待て待て待てハンドだろ」「エグすぎる」「不自然かどうかなんて判断できないだろ」「いやいやPKだろ!」「こんな判定あるん?」「ありえんやろ」と激怒。

 なかには「先にチュアメニの足に当たってから手なのか」「手には当たってるけど自然な位置だからセーフみたいなやつかな」と判定を支持する声もあるものの「PKじゃないのはまだ理解できなくはないけど、どう見たってこっちのコーナーだろ」「8割の審判がPKを取るような状況に見えた」「主審の説明は欲しいな」「主審の位置から見えにくかったわけでもなくPKと判断したのだからどういう理由で取り消しかは気になる」とファンにとっては最後まで疑問の残る判定となった。
ABEMA de WOWSPO/UEFAチャンピオンズリーグ

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