東京・中野で10月、人力車の全国大会「Red Bull(レッドブル)人力車」が行われた。全国の観光地から凄腕の55人の引き手が集う中、ABEMA的ニュースショーは人力車歴4年の原田優一郎さんに注目した。23歳にして月収127万円の“スーパー引き手”で、5カ国語を流ちょうに操ることから“推しファン”もいる。
原田さんが所属する「東京力車」は2019年に東京浅草で創業し、従業員は約120人(女性3割)。しかしデビューするためには、合格率約10%という厳しいテストがあり、中には16回連続で不合格となる研修生もいる。
全国大会では、そんな厳しい関門をくぐり抜けた精鋭55人が、1日目の予選では人力車を引いた100m走、2日目の決勝では障害物競走に挑んだ。監修したのは、人力車でアメリカ・アフリカを縦断した「人力車の旅人」ことガンプ鈴木氏だ。
90kgの車体を引いて“爆走”
