今、“ナメられたくない”女性が急増しているという。この問題について、ニュース番組『わたしとニュース』でハレバレンサーを務める、話し方トレーニング「kaeka」代表の千葉佳織氏に話を聞いた。
政治家への指導もしているという千葉氏は、指導方法について明かした。
「私たちはAI診断で自分の演説力を計測して、そのあと自分の言葉で話すという訓練をやっている。政治家は、表情をどうするとか、声の高さで分かりやすくするとか、デリバリーの部分になかなか目を向けていない人も多い。なので、どういうふうに話せばいいのかというところを指導する。それ以外にも、自分が政治家として何を実現したいのか。これが政策ベースだと難しい言葉。どう一般の人に分かりやすくするのかというところの原稿作成や、自己内省も伴走している」(千葉佳織氏、以下同)
今は政治家に限らず、いろいろな業種の人が学びに来るという。
「政治家はほんの一部で、実際は、経営者やマネージャーがチームをまとめるときの伝え方、話し方を練習する。面白いところでいうとエンジニア。これまではずっとパソコンでコードを書いているのがあったけれども、いろいろな職種の人とコミュニケーションをとらないといけなくなったり、医者や営業職はいろいろな人と話すので、そのために練習したいということで通われたりもする」
「仕事で必ず話す時間はあると思う。人間は平日に6.1時間は話していると言われていて、それぐらい話す質を上げると仕事の質も変わる」
さらに、千葉氏は「受講生の4割が30代。現役でどんどん仕事を頑張っていきたいというような人が、キャリアアップと昇格、昇進を目的としてくれているところでも身近な存在かなと思う」と話す。
話し方トレーニングを受講した人の声
