日本維新の会が医療費を4兆円削減し、現役世代の負担を年間6万円減らすことを目標としている。そのために病床削減とともに進めようとしているのが、「OTC類似薬の自己負担見直し」だ。連立を組む自民党の高市早苗総理も、国会でこれについて言及した。
OTC類似薬は、市販薬とほぼ同じ効果ながら、医師の処方箋が必要な薬だ。現在は保険適用により患者負担は1〜3割だが、維新は適用から外すことで、数兆円規模の医療費削減につながるとしている。一方で、日本医師会などからは、反対の声も大きい。果たして適用除外は実現可能なのか。『ABEMA Prime』では維新議員と医師と考えた。
■日本人に求められる「セルフメディケーション」
