ラリージャパンで大クラッシュ 大破したマシンが物語る“衝撃”…掲げられた「OK」サイン、乗員は無事も再出走ならず激震 WRC 2025/12/04 14:51 拡大する 【WRC 世界ラリー選手権】第13戦 ラリージャパン(11月7日/デイ2) WRC第13戦『ラリージャパン』(6日~9日開催)は、愛知・岐阜の両県を舞台に幕を開けたが、大会2日目、7日のSS3で今大会最大のアクシデントが発生した。 Mスポーツ・フォードのジョシュ・マッカーリーン組が、競技スタートからわずか3つ目のスペシャルステージ(SS)で大クラッシュを喫し、デイ2の朝に激震が走った。 ラリージャパンの山岳ステージは、全体的に道幅が狭く、一歩間違えれば大きなアクシデントにつながる側溝なども存在するため、非常に正確なドライビングが要求される。マッカーリーン組を襲ったアクシデントは、SS3の8.9キロ地点、林道区間の緩いコーナーで発生した。マシンはコントロールを失い、コース脇の立木に刺さったような状態で停止。進行方向斜め前を向き、ボンネットからは煙が立ち上っていた。特に損傷が激しかったのは左リアで、ホイールごと外れてしまうほど大破しており、クラッシュの衝撃の大きさを物語っていた。 続きを読む