高市政権肝入りの「日本成長戦略本部」が初会合を開き、AIや半導体、造船など17の戦略分野で重点的な投資を行うと表明した。なかでも注目されているのが「防衛産業」だ。戦車やミサイル、護衛艦、レーダーなど、防衛用の装備を生産する産業のことで、国内で生産されたものは、基本的に自衛隊で使用されてきた。
しかし海外への輸出や提供は、制限されている。小泉進次郎防衛大臣は、日本の装備品のニーズを感じているとして海外展開に前向きだが、根強い反対意見もある。果たして、防衛産業に勝算はあるのか。『ABEMA Prime』では、中谷元・前防衛大臣と、軍事ジャーナリストに聞いた。
■なぜ日本では防衛産業が進まない?
