——素晴らしい見どころをありがとうございます! 体のパーツという部分から伺いましたが、写真という視点で、お気に入りのものはありますか?
伊達:小さい写真を1ページに4枚掲載しているところがあるのですが、そこの写真ですね。バイクのミラー越しに私が写っている写真です。日本ではあまり見ないと思うのですが、普通に路上にドンと駐車してあったバイクで。
前髪をミラーを見て直してみたりという、日常のワンシーンを切り取った雰囲気ながらも、海外でしかできないエモさ溢れるシチュエーションで好きですね。
——バイクは撮影用に用意したものではなく?
伊達:誰のものかわからないけど、撮ってみようみたいな感じで(笑)。「人来ないかな」とかちょっとドキドキしながら、みんなで「使えるかわからないけど、とりあえず撮ってみよう」みたいな流れでした。スタッフさんとすごく仲がいいからこそできた撮影だったのかなと思います。過去にお世話になった方々だったので。
——だいぶゲリラ撮影だったのですね(笑)。ですが改めて拝見して、この「ミラー越しに映る伊達さん」という構図、発想が天才だなと思いました!
伊達:私も「ちょっと覗き込んでみて」と言ってもらって、ビックリして。「どういう風に撮れるんだろう?」と思っていたのですが、完成したらこんな可愛いことになってて(笑)。
——必見の1枚ですね! 続けての質問ですが、伊達さんは本職が声優ということで、「声を出さない被写体」というのは、少し得意分野から外れるのかなと考えています。そういった観点で、難しく感じることはありましたか?
伊達:もちろん難しいところもあったのですが、周りのパワーがすごかったので、楽しみながら撮影させてもらいました。
「生で見るともっと違った感じが」
