——一方で、表4のお写真のような、ドレスで写っている場所は……
——なるほど。こちらはちょっとこう、ヨーロッパっぽいテイストがありますね。
伊達:そうですよね。街並みもレトロな雰囲気と今風な感じが混在していて。この(表4の)写真は滞在初日に撮影しました。なので自分もすごくドキドキしていて。そんな中で、石畳がとても綺麗だったり、視界にはロマンチックな夜景が映っていたりで、すごくこう、幸せな気持ちで撮らせてもらった記憶があります。
——「フランスで撮りました」と言われても信じてしまいそうな雰囲気があります(笑)。話題は変わりますが、周囲の人から、写真集についての反応はありましたか?
伊達:まだ完成したものは見てもらってないのですが、先行カットが結構出ているので、そちらを見てもらっての反応はありました。黄色い服で、プールサイドで水と触れ合うという写真があるのですが、こういうのは今までの撮影ではなかったんですよね。それで、仲のいいLiella!メンバーから「楽しみにしてます。」「中身がすごく気になります。」みたいなメッセージが来まして。
普段絵文字ばっかりで送り合ってるのに、「。」って急に真剣な感じで(笑)。なので、早く見てもらいたいなと思っていますね。あと今回のロケ地に「今度私と一緒に行こうよ」って言ってくれるメンバーもいたりして、それもすごくうれしかったです。
——写真集の制作という側面での質問なのですが、1冊を作り上げる工程の中で、伊達さんが一番うれしいと感じる瞬間はどこでしょうか? 今回は2冊目ということなので、ファースト写真集での経験も含めて教えていただければと。
伊達:チェックの段階で、自分で言うのもなんですが(笑)「うわ、すっごい綺麗」とか思ったりして、とてもワクワクするのですが、やはり完成したものが手元に届いてみないとわからない部分もあると思っていて。
私はもう、こうやって完成データも見られているのですが、やっぱり読んでいただくのは読者の方々なので。皆さんがこれを見てどう思ってくれるかがわかるまで、すごく楽しみな気持ちもありつつ、やっぱりドキドキのほうがちょっと強いんです。発売日以降にどういう感想をいただけるのか。
でも、読んでくださったというだけですごくうれしくなるので、やはり発売日以降がうれしい時間ですね。ちゃんとみんなが手に取って読んでくれたんだっていうのが、私は一番うれしいんです。
「写真だけど一緒に旅行してる感覚」
