【写真・画像】衝撃のスピード!現役レーサー、“バック走行”も「めちゃくちゃ速い」超絶ドラテクが話題 絶妙なコーナーワークに名手も脱帽 1枚目
【映像】僅か10cmの隙間を100km/hで疾走する神業(実際の様子)
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 時速100キロのマシンが、わずか10cmの隙間をスレスレで通過──。“ミリの世界”で生きるスーパーGTの現役レーシングドライバーたちが、その精密すぎる神業走行を見せつけた。

【映像】僅か10cmの隙間を100km/hで疾走する神業(実際の様子)

 スーパーGT第8戦・決勝を振り返った『笑って学べる!超GTぱーてぃ』では、特別企画「ゲキ狭!ストレート」を実施。時速100kmの猛スピードで、壁の間わずか10cmの隙間を通過するという、ミリ単位のマシンコントロールが求められる超精密チャレンジだ。挑戦者は、スーパーGT参戦24年の名手・谷口信輝(#4 GOODSMILE RACING & TeamUKYO/グッドスマイル 初音ミク AMG)、堤優威(#2 HYPER WATER Racing INGING/GR86 GT)、そして今年20歳になったばかりの小林利徠斗(#7 CARGUY MKS RACING/FERRARI 296 GT3)の3人。

 スタート前から谷口は「我々のこと、なめてます?10cmなんていらないですよ。10mm、5mmでいけます」と強気の発言と共に、余裕の笑みを浮かべる。

 最初に挑んだのは、最下位の堤。十分な加速をつけて突入すると、風圧で段ボールが大きくなびく中を正確に通過。両サイドに余白を残して、堂々とクリアし、MC「ぱーてぃーちゃん」の信子も「おぉ!!」と声を上げ、スタジオがどよめいた。走行後、堤は「まだ余裕だと思います。手前でまっすぐにする準備ができるんで」と冷静にコメント。続いた小林、谷口も危なげなく10cmチャレンジを成功させ、まさかの全員成功という衝撃の光景となった。

 番組はさらに難易度を上げ、隙間がわずか5cmという“激狭バージョン”を設定。

 再び一番手の堤が走行。風圧でなびいた段ボールがミラーにわずかに触れたが、スタジオ解説の脇阪寿一氏は「吸われんねん。段ボールに剛性がないから風圧で」と冷静に分析。映像判定の結果、クリアが認められると、堤はほっとした表情を見せた。続く“山形の神童”小林も危なげなくセンターをキープし、堂々と通過。チャレンジを終えると、「もういいかな…結構怖いですね」と苦笑いを浮かべた。

 そして最後に、単独優勝がかかる谷口がチャレンジ。「我々はミリの世界で生きている」と改めて豪語し、挑戦に臨んだ。結果は見事通過。最終結果は谷口が1位に輝き、“第一回 神わざチャレンジ王”の称号を獲得。番組オリジナルのクリスタルトロフィーを受け取った谷口は、「今日の心残りは、あと3つスカートをめくれなかったこと」と、“スカートめくりチャレンジ”での無念を振り返り、笑いを誘った。(ABEMA『笑って学べる!超GTぱーてぃ』/(C)GTアソシエイション)

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