その後、犯人が判明しないまま、2023年5月30日に自動車運転過失致傷死罪の時効10年を迎えた。
とし子さんは「なんで時効があるの?って。本当、悔しいですよね。ずっとそれを心と背中に背負っていかなきゃならない」と憤る。大樹さんは「取材とかを受けて、少しでも犯人のところに届いてくれたらなって思って、毎回受けている」「さんざん苦しめられたぞって言いたい、犯人に」と訴え、とし子さんは「苦しみは消えない」と思いを吐露した。
26年目で逮捕に至った名古屋主婦殺人事件について、大樹さんは次のように話す。
「区切りって考えたら区切りになるんでしょうね。捕まったからって『良かった、良かった』とは思えないですけど、やっぱり被害者のほうは。悲しい思いをしているし、つらい思いをさんざんしてきてる。10年前だったり20年前だったりしたら、いまと違うじゃないですか。DNA鑑定とか科学捜査というんですか。そういうのが進化していけば検挙率も上がるだろうし、未解決だったりこれから起きる事件に影響を与えますよね。希望が持てますよね、被害者の方は」
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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