そして、本展覧会で一番と言ってもいい衝撃を与えてくれるのが、ヒカルに手を突っ込める展示スポットだ。よしきがヒカルの中に手を入れて中身を確かめる……という作中のエピソードを追体験できる作りになっている。本記事編集がトライした感想だが、アニメで受けた印象そのままの感触で、非常に精巧だと感じさせられた。
ほかにも体験型の展示で目を引いたものは、メンチ兄貴だ。こちらも実際に“お触り”が可能なので、もふもふ感を楽しんでほしい。また、撫でるだけに留まらないギミックも用意されていることも付しておきたい。
また作中のロケーションを再現したセットは教室、よしきの部屋など多数に及ぶ。よしきの部屋にはいつものTシャツが飾られていたりと、細かな発見がいくつもあるので、時間と状況の許す限りじっくりと観賞してみてほしい。
合わせて、多数のアニメカットや複製原画が掲示されているのも本展覧会の特色だ。特に、普段お目にかかれない原画を見られるのは嬉しい点だろう。
最後の展示エリア「海」は、その名から予想できる通り、アニメ1期最終話の名場面をモチーフとした内容だ。フォトスポットでは、キーアイテムであるオオサンショウウオを実際に持っての撮影が可能。ヒカル&よしきと写るもよし、田中のポーズを再現するもよしと、いろいろな遊び方がありそうだ。
貴重な原画の展示はもちろん、体験型展示やフォトスポットの多さも魅力なTVアニメ「光が死んだ夏」展。興味を持った方はぜひ足を運ばれてはいかがだろうか。
TVアニメ「光が死んだ夏」展
<公式サイト>
https://hikanatsu-expo.com
<公式X>
@hikanatsu_expo
(C)モクモクれん/KADOKAWA・「光が死んだ夏」製作委員会
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