大災害発生時の危機管理機能のバックアップや、東京一極集中の解消を目指す「副首都構想」は、自民党と日本維新の会の連立合意文書に明記されて以降、本格的に議論が進められている。吉村洋文代表が知事を務める大阪府と大阪市は、すでに実現に向けた検討を進めている。
吉村知事が強調したのは、府と市の二重行政を解消して特別区に再編する、いわゆる「大阪都構想」の実現だった。これに対し、SNS上では「結局これはステルス大阪都構想なのでは?」「どうして大阪ありきになってるの?」といった疑問の声が上がり、「南海トラフも想定すれば、大阪以外のほうがいい」という指摘も出ている。
そうした中、「わが街ほど副首都に相応しいところはない」と名乗りを上げたのが、福岡市だ。その背景や狙いについて、『ABEMA Prime』で高島宗一郎・福岡市長に聞いた。
■“大阪ありき”に法政大教授「ウルトラC」
