近年、ポケモンカード(ポケカ)を中心としたトレーディングカード(トレカ)の窃盗事件が相次いでいる。滋賀県内のカードショップには2度にわたり、複数人の犯行グループが店内に侵入。ガラスのショーケースを叩き割り、被害額にして合計で約3000万円相当のカードが盗まれた。
ポケカは5枚180円で販売されているが、世界的な人気を誇り、収集目的の人が増え、売買を始めたことで価格が高騰。マクドナルドの「ハッピーセット」でポケカが配布されると、カード目当てに買い占めが多数発生、ハンバーガーなどを大量に廃棄するといった騒動も起きた。激レア品には、1枚で数億円の値がついたこともある。「ABEMA Prime」では、実際に窃盗被害に遭った店のオーナーに、今起きている“トレカバブル”や対策の難しさなどについて聞いた。
■窃盗品と判定するのも困難な事情
