■ひろゆき氏「大学院に行って論文出さずに『中退』はずるい」

学歴社会、賛成?反対?
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 ネット掲示板「2ちゃんねる」創設者のひろゆき氏は、「ロンダリングだとしても、理系で修士・博士論文が通る実力があれば、どこの企業でも採用するだろう。文系の役に立たない院へ行って就職できないのは当然だが、理系の院は行く意味がある」と考える。

 そして、「学部生は頑張らなくても卒業できるが、院生は論文を出して、いろいろな人に突っ込まれて、OKとなって初めて卒業できる。ちゃんと院卒している人は、ロンダリングではなく、実力を証明済みだ」と評価する。

 「ロンダリング」とからかう風潮については、「役に立たない共通テストが得意だった人が、ねたんでいるのだろう」と推測する。「修士や博士の研究者は、専門以外どうでもいい。理系なら歴史が0点でもいいが、専門分野をやる人を求める。それに対して、満遍なく点数は取れるが、研究はうまく行かない人が、『地方大卒のくせに』と言う。共通テストの高得点がプライドになり、社会であまり役に立たない能力なのに、『自分は頭が良かった』と言い続ける人たちがいる」。

 ネット上では「学歴ロンダリングはずるい」といった声も見られる。これには「大学院に行って論文を出さずに『東大院中退』と学歴に書く人はずるい。『学部は入れないが、修士課程なら入れる、でも院の勉強はできなかった』というタイプが東大を自称するのは違う。しかし、川島さんもカイバさんも修士論文を出して卒業しているので問題ない」と返した。
(『ABEMA Prime』より)
 

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